スクエア写真館。取り留めの無い虚実。絶滅危惧種の最後の晩餐とパラレル心象。
今年も人知れず、4万種以上の生物が絶滅した。
やさしい人から死んでいく。
俺の知らないところで生まれて、死んでいく。
それでも確かに存在したらしい。
やさしい人から死んで、厚顔無恥な人間ばかりが生き残るのが世の常なのだから、この世界が良くなる筈がない。
アイドルだって、可愛く在る為に命懸け。
最後の晩餐はトムヤムクンヌードルとチョコミントのアイスに決定しました。
心にも栄養は必要です。
理性的である事を強いられる社会だからこそ、感情の発露に対する受容性が求められる。
だから芸術は必要なのです。
今、俺は信州のあるスキー場で全裸でパンダの被り物を被って滑降しながらこの記事を書いている。
それは嘘です。
しかしあなたは今、スキー場で全裸でパンダの被り物を被って滑降しながらこの記事を書いている俺を想像したでしょう。
どんな俺を想像しましたか。
あなたの想像した俺はどこまで突き詰めても実際の俺とは違います。
俺たちのイメージが混ざり合う事はありません。
どこまで行っても平行線です。
そんなことより君は三毛別羆事件を知っているか。
どうして君たちは冬になったら疑う事もせず吸湿発熱繊維なるものを着てしまうの。
俺は永劫回帰も輪廻転生も天国も地獄も信じない。
死んだら永久に消滅する。
それだけだ。
もし来世があるとしたら、画家がいい。
信州に住んでいた頃、仮病で仕事をサボって松本市美術館に行った。
草間彌生さんの展示を鑑賞して、嗚呼、俺はこっち(芸術家)側の人間だなあとしみじみ思った。
目が覚めたら生まれ変わっていますように。
今あなたにGood night。
今私にGood night。